平成9年6月現在

Marquise de Claudine (クローディーヌ侯爵夫人)


・通称「チビクロ」
・年齢15歳(推定)
・日本猫の雑種、♀
・捨て猫だったが、Marquise de Claudine(通称「クロ」)の養女として王家に
  入った。体が小さいので Petite Claudine(通称「チビクロ」)と呼ばれる。
  クロの死によりその地位を継承した。
・老齢のせいか、最近ではベッドで寝ていることの方が多い。


Duchesse de Lyliette (リリエット大公夫人)


・通称「リリー」
・年齢14歳
・チンチラ種、♀
・生母が仔育てに無関心のため人工授乳で育てられ、深谷家に貰われてからは「チ
  ビクロ」が養育係として面倒をみた。
・無芸大食であるが、警戒心がなく誰にでも擦り寄っていくので、来客のうけがよ
  い。ただし、自分のほうが人間より偉いと思っているらしい。


Princesse (Royale) d'Elizabeth U(エリザベスU世王女)


・通称「ベティー」
・年齢10歳
・和洋猫の雑種、♀
・昭和63年、豊中市の楠本家で出生。深谷家のアイドル「エリザベス」が急死し
  た後、その後嗣として「エリザベスU世」を名乗り、深谷家の一員となる。
・幼時は大変なお転婆であったが、長ずるに及んですごく臆病となり、来客がある
  といつもどこかへ姿を隠している。  


Comte des Boothis(デ・ブーティ伯爵)


・通称「ブッチー」または「ブー」
・年齢6歳(推定)
・日本猫の雑種、♂
・迷いネコとして深谷家に入り込み、唯一のオス猫として可愛がられている。ブチ
  猫であるため「ブッチー」とか「ブー」などと呼ばれる。無芸大食で、体重は約
  9キログラムもあり、太っているせいか、仰向けになって寝る癖がある。
・大変な甘えん坊のくせにひどく臆病で、来客があると直ぐにどこかへ逃げ出す。


Princesse de Neige(白雪姫)


・通称「シロ」
・年齢5歳
・和洋猫の雑種、♀
・近くの公園「野鳥の森」に捨てられていた4匹の子猫のうちの一匹。2匹は娘が
  結婚するとき連れていった。わがままで、お転婆で、そのくせ大変な臆病猫。
・いつもブッチーにへばりついて甘えているが、深谷家アイドルの座をベティーか
  ら奪おうと、最近はネコ王家最長老のチビクロに甘えていることも多い。


Princesse de Pépier(なきむし姫)


・通称「ぺぺ」
・年齢5歳
・和洋猫の雑種、♀
・シロと同腹とはとても思えない毛色。見かけはいかついが、大変な甘えん坊でい
  つもペーペー泣いていたので「ペペ」と命名された。 pépier は、いつも「ペー
  ペー鳴く」という意味のフランス語。
・毛色が似ているせいか、ベティーと対抗することが生き甲斐らしい。



過 去 帳



Grand Roi de Gérald (ジェラール大王)


・通称「ジェリー」、昭和63年没(享年18歳)
・純粋のシャム種、♂
・昭和45年神戸市生まれ。初名は「エイちゃん」。生後3ヶ月で深谷家に貰われ
  て「ジェリー」(ジェラールの愛称)と改名、ジェラール王家を創設したが後嗣
  を得ず、血統は1代で絶えた。
・晩年は「ミーコ」を女王として王家を継がせ、自らは大王として悠々自適の生活
  をおくった。


Reine de Mignardise(ミニャルディーズ女王)


・通称「ミーコ」、昭和63年没(享年12歳、推定) 
・日本猫の雑種(三毛)、♀
・昭和54年春、迷い猫として深谷家の庭先に姿を現す。仔を孕んでいるらしいと
  いうので手厚くもてなしているうちに3匹の仔猫を生み、終に飼い猫となる。
・その後、深谷家に迷い込んだり、貰われてきたりするネコたちを差別なくいつく
  しみ、その美貌と性格の良さによって家人の信頼を得、ジェリー大王のもとネコ
  王家の女王となる。

★ ミーコが育てた仔猫たち。右から、
・エリザベス
・ポーラ(岡崎市の簗瀬家に貰われ、その後交通事故で没)
・カロリーヌ 
・クローディーヌ






Princesse (Royale) de Caroline (カロリーヌ王女)


・通称「カロ」。昭和54年誕生。生後8ヶ月で夭折。
・日本猫の雑種、♀
・女王ミーコの長女。その清純な愛らしさで深谷家のマスコット的存在であったが
  病弱で長生きできなかった。






Pricesse (Royale) d'Elizabeth (エリザベス王女)


・通称「エリ」。昭和54年誕生、同62年没(享年8歳)
・日本猫の雑種、♀
・女王ミーコの次女。幼時は姉カロリーヌ王女の人気が高く、そのためかあまり目
  立つ存在ではなかったが、長ずるにおよんで大いに才気を発揮し、それによって
  深谷家当主の寵愛を一身に集めた。
・ただ、意地悪なところがあり、チビクロが仲間に加わってからは、彼女をもっぱ
  らイジメの対象として、家人から叱られることが多かった。



Marquise de Claudine (クローディーヌ侯爵夫人)


・通称「クロ」、のち「チビクロ」がネコ王家の一員に加わるにともない「デカク
  ロ」と通称されるようになった。平成4年没(享年13歳)
・日本猫の雑種、♀
・昭和52年夏、まだよちよち歩きの状態で迷い込んできた。仔育て中のミーコが
  哀れんで、わが仔同様に育てた。
・女王ミーコの没後、クローディーヌ侯爵夫人として老大王ジェリーを補佐し、ネ
  コ王家の執事役を務めた。
 


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