ホームページに関するガイドライン(案)
このガイドラインは現在検討中のものです。近い将来ネットワーク協議会で
承認されてから施行となりますが、大きな変更はないと思います。
もどる(97/10/31)
現在学内では各学部や学科で自分のワークステーションでhttpのサーバーを起
動して自分等のホームページを作成しようとする動きがでている。その結果な
んらかの問題が生じないうちにガイドラインを設け自己規制を行うことが必要
であろう。より規制色の強い細則や規程を設けることも考えられるがそこまで
する必要はないと思われる。
ガイドラインでのポイントは、著作権やプライバシーの侵害を行わないように
警告するが、憲法で保証された表現の自由は尊重したい。現在進められている
広報体制の一元化も考慮し、公的な色彩の強いものはある程度内容に関しても
触れなければならないだろう。
外部に対する責任はネットワーク管理運用機構が持つ事になるが、内部での責
任分担は明確にする。これはいくら内部で分担を決めたところで外部からはそ
の境界を認識できるとは限らないので、妙な責任逃れと見なされないようにす
るためである。
学生や生徒の指導は教員が行えるが、教員や事務員が相互に指導をすることは
困難である。そのために問題のある情報発信が続くことを避けるためにある程
度の規制の根拠をこれで与える。
なお、このガイドライン自体はたえずネットワーク運用委員会等で内容の見直
しを行いより現状に即したものに改善していく。
学園内でWWWを利用して情報発信を行う場合は次の点に注意してください。
- 著作権及びプライバシーの侵害を起こさないこと。
- 教育機関であることを考慮し、学生・生徒・幼児などの情報発信に関し
ては注意すること。
- 曖昧な情報、矛盾する情報など人を惑わすような情報を発信しないこと。
- 学園のホームページは総合クリエイティブセンターが管理・運営を行う。
- 学園のホームページでは学園全体に関する内容や各部局の紹介等を扱う。
- 各部局が自前のホームページを作成した場合には、各部局に関する部分
はそちらに任せる。学園のホームページからはリンクをはる。
- これらの各部局は可能ならば自前のホームページを開設することが
できる。
- 自前のホームページの内容の検討や責任はそれぞれの部局でもつ。
- 自前のホームページでは、次のような内容を少なくとも用意すること。
- 部局の説明
- 構成員の紹介(学生や生徒の紹介まではしなくてもよい)
- コメントの入力
- 学園のホームページからのリンク先は、index-j.html (日本語)、
index-e.html (英語)とする。サーバーに直接アクセスされることを考慮して
index.htmlも必ず設けること。
- 自前のホームページへのアクセス状況は学内の電子ニュース等で公開し
なければならない。
- ホームページの中のどの部分を公開し、また非公開にするかは各部局で
決める。
- 各部局に所属する教員や事務員のホームページに対してリンクをはる場
合には、それらの内容に関する責任は各個人にあることを明記すること。
- 教員や事務員は自分のホームページを作成し、これを公開することがで
きる。ただしその内容などに対する責任をもつこと。
- 学生や生徒に関する情報は扱いに注意すること。
- 学園の品位を落とすようなことはしない。
- ホームページの内容に関して検閲などは行わないが、内容などに著しい
問題があり、かつそれを指摘されても改善がなされない場合、ネットワーク運
用担当者は所属する部局長と相談の上、ホームページを非公開にすることがあ
る。
- 学生の良識を信じて、学生が自分のホームページを作成し、情報発信を
行うことができるようにする。ただし、事前に教員等の指導を必ず受けること。
また自分のホームページの内容に関しては自分で責任を持たなければならない。
- 内容に問題があり、改善の指示がなされても従わない場合は、情報発信
を停止したり、登録を取り消すこともある。
- 生徒、児童や幼児は自分のホームページに対して責任をとることはできな
いので扱いに注意すること。
- 生徒等の情報公開に関しては教育委員会の規制にも注意すること。